こんにちはトーマスです。
【鏡の法則】ってご存知ですか?自分が見てる世界は自分そのものを映し出したものだ、っていう法則。
何かでチラッと聞いて、因果応報とどう違うのかな?と疑問になったのでこの本読んでみたんです。
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- 作者:野口 嘉則
- 発売日: 2006/05/10
- メディア: 単行本

- 作者:野口 嘉則
- 発売日: 2007/07/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
まぁ泣きました。本の帯に《泣きました》って感想が載せられていて、「いやいやトーマスは泣かないよ」とか思いながら読みました泣きました。
以前書いたこの記事の中に出てくるエゴ=お父さんの説明の元ネタでもある本です。
その時の記事はこちら↓
www.toumasu.com
薄くてすぐに読み終わる本なんですけど、この本1冊あればトーマスの記事はもう読まなくていいんじゃないかなってくらいの1冊です。(いや読んで)
目次
【因果応報と鏡の法則の違い】
《因果応報》と《鏡の法則》は同じような事を言っているのだけれど少し違います。
《因果応報》は自分のした事は良いことも悪いこともそのまま自分に返ってくるっていう『自己責任』の世界観を表した言葉です。
《鏡の法則》は、自分が今見ている景色、現象は自分そのものの状態を目の前に投影(とうえい)させているに過ぎない、という事を言っています。
どうでしょう。違いがわかりますか?
《因果応報》には何かをすると返ってくる、という時間差があるのに対して、《鏡の法則》は【今】そのものに焦点を当てていますね。
【鏡の法則を意識してみた結果】
鏡の法則って何だろうと気になり、最初にご紹介した野口嘉則さんの著書【鏡の法則】を購入して読んでみたわけですが、頭の中がいつも散らかっているトーマスですらスンナリ理解出来るほどのわかりやすさだったのですぐさま生活に取り入れて自分の変化を観察してみました。
《景色が変わる》
本を読み終わり目の前を見ると、なんとも綺麗な青空が広がり風も気持ちいい感じでそよいでいました。
(うん、わからないけど、多分トーマスは今良い状態なんだな)
と自己納得。
その直後、出掛けた先でかかってきた電話の内容があまり嬉しくない内容のもので、繊細(せんさい)なトーマスの心は少々どんよりしました。
どんよりしたところで(あ、そうだ)と思い出し、目の前の景色を観察。青空の向う側から灰色の雲がこちらに寄ってくるのが見えました。
洗濯物を干しているわけでも無いトーマスは何故か慌てて(雨が降りそうだからはやく帰らなきゃ)とソワソワしだし、帰宅途中で無理な割り込み運転の車に胆(きも)を冷やしました。
トーマスの心のどんよりとソワソワが目の前の景色、現象として現れたのかとも思いましたが、検証結果とするにまだ何か足りません。
《部屋の様子が変わる》
うちが散らかってるのはいつものことなのですが、トーマスの心が散らかっている時は目に見えて散らかる速度が早まります。
というより最早(もはや)片付いている瞬間が無いに等しくなるのです。もちろん掃除は毎日しているにも関わらず。
逆にトーマスの心がスッキリしている状態だと、部屋が片付いている状態が続きます。
こんなに変わってくるのは何故かと考えた時、心が散らかっている時の自分の行動は普段よりもかなり要領が悪くなっていることに気がつきました。
やっている事は一緒でも、やる順番が変わっていたり、小さいことは無意識に後まわしにしていたりしたのです。
うちの場合は子供が多いので、少しの計画誤差が大きな結果の違いになるので特にわかりやすかったです。(洗濯物とか掃除とか洗い物とかプリント整理とかね)
《人間関係が変わる》
心が散らかっている時は自分の表情や全身から重い雰囲気が漂っているものです。
なので周りの人もそんなトーマスを見て(どうしたのかな?)と様子を伺うわけです。
すると、そんな周りの表情を見たトーマスは相手が自分に距離を置いているような錯覚に陥り、(あれ?なんかいつもと様子が違うな。トーマス何かやらかしたっけかな?)といらない深読みを始めます。すると互いに様子を伺う状態になるので悪循環に陥るってな寸法です。本当は相手はなんとも思っていないにも関わらず。
心が良い状態の時はそもそも相手の表情が気になりません。というか、相手がどんよりしていたとしても、距離を感じていたとしても、普通に「どうした?何かありました?」ってなセリフが自然と出てきます。
何故なら心の状態が良い時は相手を思いやる余裕が自分の中にあるからです。
《自分を客観視出来るようになる》
この検証をしている時の事です。
トーマスは1番身近であるパートナーをめっちゃ観察しまくっていました。
パートナーが機嫌の良い時に自分を振り替えると、確かにトーマス自身も機嫌が良くパートナーに対して思い遣ることが出来たり、優しい言葉をかけたりしています。
パートナーの機嫌が悪い時は大体トーマスがやさぐれている時(態度や表情には出しませんが)と被りました。
なのでパートナーが理不尽に怒りだした時、パートナーの様子を見ながらトーマスが考えていたことは、
(今のトーマス、こんな状態なんだなぁ。なんて理不尽なんだトーマスは。この理不尽さはアウトでしょ。周りを嫌な気持ちにさせちゃって申し訳なかったなぁ。しかしトーマスこんなに理不尽なんだなぁ)
と、ロックスターの矢沢永○さんバリに自分を客観視していました。
ちなみに矢沢さんはインタビューの時など、最初は自分の事を「俺」と言い、少し熱くなってくると「矢沢」と呼び、最終的に「彼」となるそうです。ここまでくるともう自分なのに他人です。さすがスターです。トーマスまだ矢沢さんのレベルまでは程多いです。
【最終結果・鏡の法則は便利】
このように鏡の法則を通して目の前の出来事を見てみると、ダイレクトに自分の心の状態や様子がわかるのでかなり便利です。
すぐに反省して修正できますからね。
修正出来るということは自分を良い状態に戻すにはどうしたらいいのかがわかるということなので、迷いがあまり無くなります。
【つまりは鏡の法則はどのように利用したらいいの?】
《景色、自分に起きている出来事を見る》
嫌な出来事があったなら、自分が今まさに人に対して嫌な感情を持っていたり、怠惰(たいだ)になっているということ。
《対処》
やらなければならない事を見直したり、相手への態度を見直したりすると良い。
あれ?なんかまとめたら凄く短くなっちゃった。まとめ過ぎたな。
でもね、なんでもそうなんですけど、世の中には沢山の法則があるわりにはフタを開けてみるとほとんどが似たような、というか同じような事を言っているんです。
実はめちゃくちゃ単純なんですね。
なーんて無理矢理まとめを引き延ばしたところで本日はここまで!
いつもあなたが笑顔でいられますように。
それではまた!