こんにちはトーマスです。
昨日は無性に眠くて書いてはうとうと、書いてはうとうと、しまいには間違えて消去をくりかえしていました。
普段は毎日記事を1本書いた後は燃え尽き症候群に陥ります。そして15分後に復活します。どうやら本当に燃え尽きてはいないようです。
てなわけで本日は愛と怒りのエネルギーのお話。
関係ないって?関係ありますとも!多分。
目次
【愛のエネルギーってどんな感じ?】
もうね、体の内側から《ジワワワワーンマーーッ!》って沸き上がってうっかり体外に溢れちゃう感じ。
わかります?え?わかりづらい?
じゃあね、動物好きですか?え?好きじゃない?好きじゃない人は子供でも親友でもプラモデルでも何でも好きなものに置き換えてください。
想像してください。
動物の赤ちゃんがまだおぼつかない足どりでヨタヨタ歩きながら何かを探してて、自分と目があった瞬間、一生懸命向かってきてなんとか膝の上によじ登り、もう一回こっちの顔を確認してから安心したようにスヤスヤ寝息をたてはじめたのを見た時に沸き上がる何か。
プラモデルとか他のものの場合は、他の誰かがいくら操作しようとしてもウンともスンともいわなかった物が、自分がひと撫でした途端に返事をしたかのように滑らかな動きを見せた時に沸き上がる何か。
鼻血もんですね。
それが愛のエネルギーの体感。
【怒りのエネルギーってどんな感じ?】
頭がカァーっと熱くなり、体内で爆発しそうな何かが膨れ上がっていくような感じ。
想像してください。
今まで仲良くしてた人が実は裏で自分の私生活の様子や悪口をネットで拡散し、地元の同級生達にもあることないことを言いふらしていたのを他の友人から教えられて知った時に沸き上がる渦巻く感情、止まらない思考。
それが怒りのエネルギーの体感。
これらはあくまで人間としての体感の話です。
【愛や怒りはエネルギーの種類の名称】
大元(創造主)と呼ばれるものエネルギーは【愛】です。
仮に大元の名前を【愛ちゃん】としましょう。
愛ちゃんには数えきれないほど沢山の子供達がいます。
みんな成長課程で沢山の経験をしていったので、どの子も個性豊かでした。
感動屋さんの【喜(よっ)ちゃん】
正義感の強い【怒(いかり)くん】
優しい【哀(あー)ちゃん】
好奇心旺盛な【楽(らく)くん】
ほかにもまだまだ沢山の子供達がいます。
【愛ちゃんの子供達の物語】
ある日お母さんの愛ちゃんが喜ちゃんに言いました。
「沢山のものを見てお母さんに教えてちょうだい。お母さんここから動けないから」
喜ちゃんは大喜びで飛び出しました。
感動屋の喜ちゃんはどんな些細(ささい)な事でもたまらなく嬉しくなってしまいます。
お母さんに色んな話を聞かせてあげたいので、沢山の経験が出来る場所をGoogleで検索しました。
すると【地球】という場所がヒットしました。
他にも魅力的な場所は沢山あったけれど、どうやら1番沢山の経験が出来るのが地球みたいです。
さっそく地球に行こうと思ったのだけれど、喜ちゃんは軽すぎて中々地球に降りることができません。
それを見ていた楽くんが、
「おもしろそー!俺も行く行くー!俺が重しになれば降りれるんじゃない?」
と喜ちゃんと手を繋ぎました。
しかし楽くんも大概(たいがい)軽いのでやはり降りる事ができません。
喜ちゃんは喜ちゃんで楽くんが一緒に行ってくれることで感動して余計に舞い上がってしまうし、楽くんは楽くんでワクワクし過ぎて舞い上がってしまいます。
そんな2人を見ていた哀ちゃんが泣きながら2人にしがみついてきました。
「2人がいなくなるなんて哀しい。それに何かあったらと思うと不安で心配だから私も行く!」
哀ちゃんは控え目に言ってポッチャリタイプだったので、哀ちゃんがしがみついたことでグンッと地球に近づきました。
でもまだまだ降りる事は出来ません。
そんな3人を見ていた怒くんが哀ちゃんの肩に手をかけて言いました。
「お前達だけじゃ危なっかしくて仕方がない。俺も一緒に行く!」
日々筋トレに励んでいる怒くんは超マッチョなので
一気に重量感が増し、より地球に近づくことが出来ました。
それでもまだ降り立つことが出来ません。
哀ちゃんが泣き出し、怒くんが怒鳴りました。
「おい!降りられなくて困ってるんだ!みんな協力しろ!」
怒くんの声を聞いた小心者のビビちゃん、腹を立てた憎(ぞう)くん、4人を羨ましそうに眺めていた嫉(シツ)さん妬(とっ)くん兄弟、欲しがり屋の欲(よっ)くん達や他にも沢山の仲間が集り、みんなでしっかり互いを守るように固まるとやっとの事で地球に降りる事が出来たのです。
地球の経験は愛ちゃんの子供達にとってそれはそれは刺激的なものでした。
地球に生きてる生物に大人気なのはいつも喜ちゃんや楽くんです。
他の子達は疎ましがられたり、嫌われたり。中にはそれが辛くて離れて還ってしまう子もいました。
そのたびに少しずつ少しずつ軽くなっていきます。
怒くんと哀ちゃんは離れていくみんなを横目で見ながらも必死で喜ちゃんと楽くんにしがみつき、2人が上がってしまわないように守り続けました。
お母さんに沢山の話を聞かせる為に。
それを何よりも楽しみにしている喜ちゃんの為に。
傷ついてもボロボロになっても2人を守り続けました。
そんなボロボロの怒くんや優しい哀ちゃんの傷だらけな姿を見て喜ちゃんや楽くんは泣きました。
「もういいよ。ありがとう。2人のおかげで、ううん、ほかにも沢山のみんなのおかげでいっぱい色んな事が見れた。ありがとう。もういいから」
それでも哀ちゃんは泣きながら首をふります。
怒くんも泣きながら「まだだ!」と怒ります。
とうとう4人は揃って大泣きしてしまいました。
お互いがお互いに大切で堪らなかったのです。
すると、
「ありがとう、あなた達。よく頑張りましたね。ずいぶん沢山の経験をしてきましたね」
お母さんの愛ちゃんが大きな体で4人を抱き締め包み込みました。
そして楽くん、哀ちゃん、怒くんに言いました。
「楽くん、喜ちゃんに協力してくれてありがとう」
「哀ちゃん、喜ちゃんや楽くんが傷つかないように気を付けてくれてありがとう」
「怒くん、みんなを守ってくれてありがとう」
最後に喜ちゃんに言いました。
「喜ちゃん、たくさんお話聞かせてね」
こうしてみんな愛ちゃんに包まれたまま還っていったのです。
どの子もみんな愛ちゃんにそっくりの子達でした。
END
【怒りのエネルギーは強いけど、愛のエネルギーはそれを上回る】
なにしろ愛ちゃんがお母さんだからね。
怒くんがどんなに強くても敵いませんよ。
でも、どの感情のエネルギーも元々は【愛】から派生したエネルギーなので、みんな結局は【愛】なんですよね。
抽象的な意味あいではなくてガチで。
透明の丸い球体の中に超絶細かい粒子が入ってます。数は多いけど、粒子一粒一粒が互いを傷付けないように間合いを保っているので塊(かたまり)はありません。
この球体が【愛】というエネルギー。
同じく透明の丸い球体の中にやはり粒子が入ってます。一粒一粒が時折くっついて大きめ粒になっているものが点在します。
この球体が【怒り】のエネルギー。
※あくまで例えです。
こんなふうにして同じものでも見た目が変わると名前や働きが変わるわけですね。
【まとめよ】
最初は単にエネルギーの話を書くつもりだったんです。でもどうしても堅苦しくなっちゃうんですよね。
そこで物語にしたらスラスラ進んだのでこんな回となりました。
要は、どんな感情も悪いものは無いって事です。
それを知った上で改めて自分の感情に向き合えていただけたら幸いです。
てな感じで本日ここまで!
いつもあなたが笑顔でいられますように。
それではまた!