こんにちはトーマスです。
運動会に出てきました。
前日は準備で1日を費やし、当日は燃え尽きて1番楽しみにしていた3女の催(もよお)しを居眠りして動画を撮るチャンスを逃し、お詫びに大量アイス献上し帰るなりバタンキュー(←昭和用語)。
大人分の弁当を注文していたにも関わらず、テンションが上がりすぎて作った弁当の量は12人前程。
作っている最中の記憶がすっぽり抜け落ちています。お弁当屋さんって凄いですね。
深夜に目覚めたので記事更新といった流れでございます。筆遅だからもう昼だな!
目次
そんなこんなで本日のお題はこちら!
【世の中に出回っているスピリチュアリスト達が次々と堕ちていく理由】
これは昔からよくありますね。
有名になってTVとかでバンバンとりあげられて、最初は話題沸騰で予約が殺到だった霊能者やスピリチュアリストが、次第に非難されていき最後は昔なつかしみたいな扱いになっていくパターン。
よく言われているのが、途中から金儲けに走るようになったとか、TVに出るようになってから悪いものに憑かれて変わってしまったとか、金儲けに走ったから能力を神様から取り上げられてしまったとか。
とりあえず【金儲け】の部分から見ていきましょうか。
【有名になったスピリチュアリストが高額鑑定や高額セミナーにする理由】
これは理由がかなり単純なものです。
中には普通に大金を一気に手にいれて金銭感覚が狂ってしまう方もいると思います。
ただ、トーマスから見てこのパターンは非常に少ないです。
大体こういう方は結構早い段階で高額設定するので、そこまで有名になる前にフェードアウトしていきます。
では、有名になってから鑑定料金が高額になった方はというと、こんな経緯を辿っています。
無名時代、鑑定料無料~1000円で1日に相手をする顧客の人数は1~2人、1人に対する鑑定時間は1時間~ノリに乗っちゃうと2時間とか3時間くらいになっちゃうことも。
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良心的な価格と良質鑑定で徐々にクチコミで評判が上がっていき、1日の鑑定人数が2~3人へ。鑑定時間を1時間~ノリに乗っちゃっても後に控えている人がいるので長くなっても30分オーバーが限界。
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クチコミは更に広がり、1日の鑑定人数が5人以上に。もはやボランティア延長が難しくなりきっかり1時間で終了。
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クチコミがクチコミを呼び、鑑定料が安価な事も手伝って客足止まらず行列へ。1日で鑑定しきれないような人数になった為予約制へ。
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予約何ヵ月待ちの凄腕鑑定師などの評判が立ち、更に増え続ける顧客人数。一人では対処出来るレベルではなくなり、事務員や受付要員などのスタッフを雇用。それまでには無かった人件費発生。
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人件費が発生した事と、止まらない人の流れを緩める為に価格を釣り上げ。鑑定料5000円へ。
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あまりの人気っぷりにメディアに取り上げられ、ただの興味本位のお客まで追加され、もうお手上げ。本気で悩んでいる人と、興味本位だけの人を選り分ける為に価格をグンと釣り上げる。鑑定30000円。
※価格設定の金額や鑑定時間はあくまで例えであり、大体こういう流れで価格上昇が起きてるよってことをお伝えする為に書いただけのものです。
【鑑定してもらう側として】
ただの興味本位でウン万円出せる人って、よっぽどお金が余ってるか、好奇心を満たす事を喜びとしているっていうような方だと思うんですよね。
トーマスだったらただの興味本位で出せる金額はMAX10000円です。(トーマスはどちらかというと好奇心が強い方です)
10000円出して、それがエセ鑑定だったとしても、【エセ鑑定士の手法】というデカい情報を手に入れる事が出来るので後悔する事はありません。
っていうか実のところ今まで【エセ鑑定士】なるものに視てもらった経験が無いのでこの辺はなんとも言えません。
正直、技量不足だと感じた方は何人か拝見したことはありますが、それはそれで不足ポイントを見ることで自分を見直すきっかけにもなるし、視てくださってる方も手を抜いてるでもなく出来る限りのことをしていただいてる様子なので良い勉強をさせていただいたなぁと結構本気で感謝しています。それに自分とは違った視点を知ることも出来ますしね。
能力や経験の差などは人それぞれですし、大した問題ではないんですね。要はそれを目の当たりにした時に自分がどう受け止め、どう吸収していき、どう生かしていくかなので。
【高額セミナーや講演会は一気に大人数をさばける代わりに元手が結構かかる】
何ヵ月も予約待ちをさせるなら、もうみんなのお悩みを一気に解決しちゃおう!ってな時に取り入れられるのがセミナーや講演会ですね。
金額もなかなか結構なお値段に設定されているものも多いかと思います。
会場費や人件費がリアルにウン十万単位(下手したらウン百万円)になりますからね。もうボランティア感覚でやるには難しいでしょう。時間も半日とか、長いものの場合はお昼を挟んで1日とか、2日間3日間なんてものも普通にありますもんね。
場所も様々な県に赴いたりするので、下見などもあるでしょうし交通費や宿泊費だけで10万を軽く超えてしまうこともあるでしょう。
【セミナーや講演会を高額設定にするその他の理由】
個人セッション(相談)って言ってみればカウンセリングのようなものなので、相談者の聞き役になることでお金を頂いてる感もあるんです。要は自分の時間を金銭と引き換えに相談者に提供している、みたいなね。
だからお悩み相談する方は常連になりやすいのです。定期的にデトックス(解毒)しにいっているようなものなので。
セミナーや講演会などは謂わば塾のようなもの。話を聞いてもらうだけの立場から自分で学ぶ姿勢で行かないと置いてきぼりになってしまいます。参加する側の本気度が試される場でもありますね。
逆に言えば無料ブログや無料セミナーなどでも本気で学ぼうと思えば学べます。
しかしここが、人間の欲というか弱いところで、無料や安価だといつ止めても特に損した気分になりにくい為、必死になりにくい。
高額だと(払った分の元は取りたい!)って気持ちが強くなるので本気度が変わってきます。
高額セミナーの主催者は経験豊富な方々が多いので、そんな人々の様子を嫌というほど見てきたわけです。ただ依存する為だけに来てるだけの方、本気で何かを変えたいと思って来てる方、好奇心のみで来てる方などなど。
なので敢えて一見法外な金額とも思える価格設定を決行する主催者も少なくないわけです。
【何故徐々に批判する人々が増えていくのか】
これもまた単純な話です。わかりやすくする為に鑑定師という例でお話ししていきましょう。
10人の人を鑑定しました。10人中1人は鑑定に不満を持ちました。
20人の人を鑑定しました。20人中2人は鑑定に不満を持ちました。
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100人の人を鑑定しました。100人中10人は鑑定に不満を持ちました。
1000人の人を鑑定しました。1000人中100人は鑑定に不満を持ちました。
鑑定する人数が増えていくほどに不満を持つ人数も増えていくだけの話です。
不満を持つ人数が増えれば増えるほど拡散力は広がります。
そこからマイナスのクチコミや噂、憶測が独り歩きし始め、いつしかこんなふうに言われるようになります。
「あの人も最初は良心的だったのに最近じゃすっかり金儲けに走るようになったな」と。
大抵こういった発言をするのは実際に鑑定してもらった事が無い人達というのが相場です。
それじゃあ鑑定した人を全員納得、満足させるようなものを提供すれば良いじゃないか、という声も聞こえてきそうですが、それが出来たらブッダさんや
キリストさんを超えたって事になりますね。彼らでさえも全ての人を納得させることは出来なかったのですから。
【実際に鑑定してもらったけど納得出来なかったんだけど、というケース】
これは鑑定する側、される側両方に落ち度がある場合が見られます。
《鑑定する側に問題のあるケース》
①多忙を極めているため、時間内に全てを伝えきることが出来なかった。
②日々あまりにも似たような質問や悩みが繰り返される為、うんざりして答えがおざなりになってしまった。
③金勘定の方の優先度が上がってしまった。
上記のどれにしてもプロの仕事としては残念な具合いですね。
①の場合は都度やり方の改善をしていくことで向上していけるパターンなので、発展途上とも言えるかもしれません。
②は・・・これはね、わからないでもないです。鑑定師も人間ですからね。うんざりしてしまうことだってあるでしょう。ただ受ける側にしてみればそんなことは関係ないですよね。理想はいつも初めての気持ちで向かい合っていただけたらってとこでしょうか。ていうかそれが本物のプロフェッショナルというものです。
③は大金を手にして「もっともっと」と自分を見失ってしまったパターン。ただ、こういう方は意外な事に純粋な方が多いです。子供は初めてのおもちゃを与えられるとすぐに夢中になりますよね。そんな感じでお金に夢中になってしまうのです。
しかしこれで転落を辿ると、もとは素直な性質の為、再び努力をし直して自身を磨いていく方が多いように感じられます。
《鑑定される側に問題のあるケース》
①1度言い当てられたりすると夢中になってなんでもかんでも相談する。
②自分の期待してた答えが返ってこない、または言われた事が当たらなかったと逆恨みする。
③金額設定に不満を持ちながら鑑定してもらう。
この3つのケースは正直非常に解決が難しいケースです。
何故ならこういった問題は本人(鑑定される側)の心1つでいかようにもなるものだからです。
まず①はそもそも自分が依存している事に気がつきません。
「自分が勝手な判断をして変な方向に進むより信頼出来る先生にアドバイスをもらった方が良いに決まってる」
という思考回路なので自分で答えを導き出すことを放棄してしまっています。
②はある程度スピリチュアルをかじった方に多い傾向があります。自分なりに答えが出ていたり、自分が学んできた答えと別の答えが出されると(あぁ、この鑑定師はダメだな)と判断を下します。それどころか、そういう面を見抜かれて鑑定師に注意をされると途端にカッとなり「あの人はあんまり良くない」と周りに触れ回るパターンです。
③は高いと感じつつも(高いからそれなりのものだろう)と自分の中での期待が高まり過ぎてしまう【お客様は神様思考】パターンです。お金を払ってるんだから最高のものを提供してもらうのが当たり前だ、という発想からくるものですね。
この場合、提供する側が何を提供するのかによってサービス内容が変わってきます。
【提供する側とされる側は常にイーブンな関係】
○飲食店は飲食を提供しお客はお金を払うことで関係がイーブン(五分五分)になります。
○ホテルは宿泊場所を提供して宿泊したい側がお金を払ってイーブン。
○心地よい空間(おもてなし)などをプラスした場合、物そのものにサービス料としての料金が追加される為、お客は良い気分料金として高額なお金を払うことでイーブン。
通常このイーブンの関係が崩れた時に提供される側の不満が生まれるものなのですが、中には料金に見合わないサービスを提供するところもあれば、料金に見合わない要求をするお客もいるのが現状です。
かなり長くなってしまった上にまだまだあるので続きは次回といたしましょうか。
それでは本日はここまで!
いつもあなたが笑顔でいられますように。
それではまた!
追記
後半の記事はこちら↓
www.toumasu.com