こんにちはトーマスです。
りっすんブログコンテストのお題ですね。
【迷いと決断】
子供達の明日のパンを買うために20万円欲しいです。
さて、最近娘とこんな会話をしました。
娘「トーマスさん(娘はトーマスの名前にさん付けで呼ぶことがある)、人は誰だって失敗するものなんだよ。トーマスさんだって迷ったり失敗する事あるでしょう?」
桃益「無いな。失敗したことも迷ったことも無いですワタクシは」
娘「なんで今ウソついた?笑」
桃益「ウソついてないYO!」
娘「あなたよくカレーの水分量失敗してるじゃないですか」
桃益「あれは失敗ではない。あの出来事によって水の多すぎ少な過ぎがどんなもんかわかったのだから失敗ではない。むしろ知る事が出来たので成功です」
娘「凄い言い訳だな」
桃益「だから君も色んな事をやってみなさい。何があってもどんな結果でもそれは成功だ」
娘「いや、うちはいさぎ良い人間だから失敗は失敗と認めて反省するよ」
桃益「反省は大事だ。それは次への改善へ繋がるから」
娘「反省してる時点で失敗してるんじゃん」
桃益「いや、失敗ではない。ダメなことがわかったのだから成功だ。その出来事は成功への足掛かりとなるのだから」
以降エンドレスループ
娘「迷う事はあるでしょう」
桃益「無いな」
娘「なんでまたウソついた?笑」
桃益「決断しか無いな」
娘「いや、あなた買い物している時に思いっきりどれにしようか迷ってる事あるじゃん」
桃益「迷ってるのではない。あれは選択肢を展開してより良いものを選んでいるに過ぎません」
娘「物は言いようだな」
物は言いようです。
トーマスの中で【迷い】というものはとても贅沢なシロモノです。
選択肢があるから人は迷える。
要は自分で選べる事が出来るわけです。
やるかやらないかを選ぶ事ですら【選択肢】がある。
自分で決める事が出来る。
選択肢が無い時は【やるしかない】のです。
やらなければ後がない。終わってしまう。生きていけなくなる。
そんな事が立て続けに起こっていた人生だったせいか、選択肢があること(迷う事が出来る環境)がどこか嬉しい。
贅沢だなぁって。
選択肢があってどちらかに決断する。
恐らくトーマスはその決断を悔いる事は無いと思います。
どんな結果であれ、決断の時に自分が最善だと思った事をしたのだから。
記憶を消して同じルートを辿っても、やはり同じ決断をしたことでしょう。
トーマスの中で過去を振り返った《if(もしも)》はありません。
もしもあの時、と考えた所で時間は戻せないから。
だから《if》は先に使います。
もしもこちらを選んだらどうなるかを想像します。
もちろん正確な未来なんて見えないし結果が転ぶ事だってあるでしょう。
でも、その時起きた結果は必ずと言って良いほど後になってトーマスの役に立っています。
遠回りはあるけれども、無駄なんて無いのです。
娘との会話で「迷いは無い。決断しかない」と言い切ったものの、実のところ何かの選択肢を目の前にした時、決断までの時間の中で今までの経験と未来予測が目まぐるしく動き、取捨選択を高速で行っているのは確かです。
つまるところ、トーマスは常に迷っているのかもしれません。
ただ結論を出すのが人より少々早いだけ。
【後悔先に立たず】という言葉がありますが、トーマスの場合いくらか想像力が豊かすぎる為か先に悔いる事があります。
何かの出来事を想像してめっちゃ悔いて
(あぁ、想像で良かった。こうならない為に今のうちに対策たてとこう)
となります。
用心深いとはちょっと違うのですが。
迷いとは本当に良いものですね。軽いものから重いものまで。
これからも迷いという沢山の選択肢のある人生でいられたらと願わずにはいられません。
いつもあなたが笑顔でいられますように。
それではまた!
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