こんにちはトーマスです。
トーマスね、テレビ見ないんですよ。ってか見れない環境にしてあります。
うちの子ども達って全体的に言葉の出が遅い方なんですけど、1人だけ飛び抜けて早くから喋り出した子がいました。
2歳になった時点で2語文(○○・すき、とか、○○・ダメとかの2語で形成される文)どころかベラベラ普通に会話してました。
何が違うんだろって考えた時に思い出したのが、その子だけ4才になるまで一切テレビを見なかったな、と。
テレビって受動的なんですね。こちらが発信しなくても完結出来る。楽しめる。だから言葉がいらなくなる。
そんな事を思い出したもんだから、トーマスのテレビ離れは勢いを増し、テレビに差し込むカードみたいなやつを紛失して見れなくなったのをきっかけに、一切見なくなりました。
でもDVDやYouTubeは見ます。
DVDやYouTubeは自分で「見たい」と思ってレンタルするなり検索かけるなりするじゃないですか。ただ何となく流れてるから見る、って事が無いんですよね。
こっちから仕掛ける、みたいな?
ちょっと前置きが長くなっちゃったんですけど、そんな感じでYouTubeはよく見るんですけど、これがまた面白いのとか素晴らしいものが沢山ありましてね。
最近見てるのがお笑い芸人の【キングコング西野亮廣】さんなんです。
目次
【キングコング西野亮廣さんのスピーチ】
彼はお笑い芸人でありながら現在は絵本作家やクラウドファンディングで成功していて、他にもオンラインサロンやら各地で講演やらをしているようです。
そんな彼の近畿大学卒業式でのスピーチがとても良くってですね。
印象に残ったのが
【未来は変えられないけど過去は変えられる】
っていう話。
従来言われてきた
【過去は変えられないけど未来は自分で創れる】
とは真逆ともとれるものなんですけど、過去の自分を書き換えれるという観点で見ると「まさに!」ってな内容でした。
もう1つ
【時計の長針と短針は毎時重なる時が1回あるのだけど、11時台だけは短針が逃げ切ってしまうので重ならない。次に重なるのは12時の鐘が鳴る時。
人生には11時台の時が必ずある】
というお話。
文字起こしをすると膨大な量になってしまうので取り敢えず動画を貼っておきます。
キンコン西野 伝説のスピーチ「人生に失敗など存在しない」平成30年度近畿大学卒業式 - YouTube
なんでこの動画に行き着いたのか全くいまだにわからないんです。多分指が当たったかなんかで。
そんでたまたま開いて
(わー、この人絵本だけじゃなくてスピーチとかもしてるんだぁ。凄いなぁ。どんな事話すんだろ)
とか思って見てみたら、最初の出だしは普通に見ていて、徐々に引き込まれ、最後にそれまでのネタ的なものの付箋が全て綺麗に回収されていて、なんて頭の良い人なんだろう、と。
話の持っていき方の構成に感心したのもあるんですけど、その言葉の1つ1つには西野さんが経験してきたものがそこかしこに散りばめられているんですね。
自分は大変だっただあーだこーだっていう内容ではなく、卒業生達に向けてこれから歩むであろう道筋に明かりを灯していっているような、そんな素晴らしい内容でした。
【自由に生きる事と好き勝手に生きる事】
よく言われている言葉なので耳タコかもしれませんが、〘自由に生きる事〙と〘好き勝手に生きる事〙は全くの別物なんですね。
自由は決してラクではないです。責任がつきまとうし忙しい。それでも好きなことが出来る。それが自由です。
対して好き勝手するっていうのは自分のした事に責任を取らずに欲のままに動く事。なので瞬間的なラクさはあります。ただ、時間差でツケはやってきます。
どちらを選んでもあんまりラクって事は無いような気がします。しかし気持ちの在り方は大きく変わっていくのではないでしょうか。
【進行役は常に自分】
どんな生き方を選ぶのも自由だし、何が良くて何が悪いなんて一切ありません。
ゴールまで全力疾走するも良し。
よそ見しながら適当に走るのも良し。
スタートからほふく前進するも良し。
真ん中で座り込むのも良し。
ゴール直前まで行って一旦引き返してみるも良し。
それらは全て自分の中にインプットされます。
だから無駄な事は一切無い。
一見誰が見ても無駄だと思えるような事でも、
【必要無駄】
と言って結局無駄ではなくなるのです。
【人生の波の上下】
よくあるのが、凄い人気を誇っていた人物がある時期を境に一気にどん底に落ちていき、再びのし上がっていくという話。
芸能人や霊能者や経営者に多いと思います。実は彼ら、そういうタイプの役割を担っています。
まず、低い所で出会った人達と親交を深め、仲間として共に上へ上へ上がっていきますよね。途中経過でもその時々の波長を同じくする人達をどんどん拾っていきながら上に登ります。
そして仲間達を目標地点まで送り届けると自分は下に降りていくんです。そしてまた下にいる人達を拾いながら上へ登ります。その繰り返し。
以前どこかの記事で書いたかもしれないのですが、波長が違い過ぎると交わる事が無いので、このエレベーターガールのような役割を担った人達は自分の波長を上げ下げしながら人々を上に上げていくのです。もちろん本人は無自覚です。
ちゃんと上まで送り届けられた人達は様々な学びを吸収して、それを先の自身の人生に活かしていきます。
そして送り届けてくれた人を見て首を傾げるのです。
「あの人昔はあんなんじゃなかったのになぁ…どうしちゃったんだろ……」
【再びキンコン西野さん】
上の動画のスピーチで西野さんも言っているのですが、「失敗は理論上存在しない」のです。
失敗のような出来事も、自分がそれをどう見つめ、どう活かしていくかで失敗では無くなります。
同じ失敗を繰り返したとしても、それは
【同じ失敗を繰り返すという経験】
になるから。
西野さんの時計の話で、例え11時台に今いたとしても、いずれは12時になる時が来る、という言葉はまさにその通りで、必ず、前に進めば必ず報われる瞬間がやってきます。
【それでも苦しみから逃れられない時はどうしたらいい?】
もちろん立ち止まったままだって良いんです。
その立ち止まってる時間は自分を、周りを見つめる時間だから。
人ってね、けっこう飽きっぽい生き物なんですよ。
どんなに寝るのが大好きな人でも、動ける体があってずっと何日も何もせずにただひたすら寝てなさい、って言われたところでいずれ飽きます。
だからどうしたって動きたくなる時がくる。
なんかしたくなる。
そうなった時に時計の針は動き出します。
動き出したら早いですよ。目まぐるしく世界が変わりますから。
順調に動き出した世界では様々な出来事が次々とやってきます。それでも進む事を止めさえしなければ12時になる時が来るんです。
って……西野さんの丸パクリみたいな内容になっちゃったよ。
【まとめよう】
周りが輝いて見える時、自分がふがいなく感じて焦ってしまうことがあります。
自分が輝いている時、周りが怠惰に見える時があります。
その感情のどれも、その時の自分の正直や気持ちです。
たっぷり味わって下さい。
幸せになる方法を完全に知ってしまったら、不幸を味わう事が中々できなくなります。
そしたら幸せがよくわからなくなってきます。
え?不幸なんて味わいたくない?
ですよねぇ。
そしたら幸せを感じてみてください。
どんな些細な事でもいい。
あなたはとっくに完璧な存在です。
あなたの人生は完全完璧なプラン通りの人生です。
見事にあなたが組んだ通りに進行されているのです。
だから安心して進んでください。
安心して立ち止まってください。
安心して登ってください。
安心して落ちてください。
あなたの選択に失敗は無いのだから。
全てはあなたの手のひらの中での出来事です。
てな感じで本日ここまで!
いつもあなたが笑顔でいられますように。
それではまた!