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藤井風【帰ろうMV考察】※注目されて欲しくないけど是非超注目して欲しいアーティスト

こんにちはトーマスです。

気づけば前記事から早1ヵ月。

この1ヶ月での変化といえば、家の中を動きやすく配置換えしたり断捨離したり、

タッチタイピング(手元を見ないでパソコン打つ)で寿司打(タイピング練習アプリ)で10000万円コースをクリア出来るようになったり、

自閉症の子供に文字や数字の楽しさや洗濯の干し方や料理を教えこんだり、

小学生の娘達に動画編集を教えたらトーマスの持ってる技術(大した技術ではない)を3時間で追い越されたり、

ライターのお仕事をしたり、

とまぁ、他にも色々とありますが書き上げたらキリが無い程の内容の濃い1ヵ月でした。

文字にすると多忙っぽく見えますが実はそうでもなく、わりかしのんびりと楽しく過ごしておりました。

そんなふんわりとした日常の中、何で行き着いたのかはよく覚えてないんですが

藤井風さん、という方の【帰ろう】という曲にヴォン!ってなりました。

目次

【藤井風さんってどんな人?】

藤井風さんとはグルーブ感たっぷりのピアノを弾き、英語も堪能、歌によって全く異なる歌い方をし、ダンスも踊れてMV(ミュージックビデオ)ではまるで俳優のような身のこなしをする岡山弁バリバリの23才(2020年時)の青年(歌詞もばりばり方言使用)。

3歳の頃より楽器を弾けない父からピアノやサックスや英語を教わり、小学6年生の時に父に「これからはYouTubeの時代」とYouTube活動を勧められ父と兄の協力のもとピアノカヴァー動画を配信し続け、その技巧に注目を増やし続け、途中本当にやりたいのは歌だと言って、てっきりピアニストになるのだと思っていた親とバチバチになるも、高校のコンサートで歌を披露する事で納得させ歌うようになり、一時休止していたYouTube活動を自らの意思で再開させ洋楽邦楽のカバーを次々とアップし、【ちび〇子ちゃん】の主題歌を大人になったちび〇子ちゃんをイメージさせる【アダルトちびまる子さん】というタイトルで動画に挙げるとたちまち再生数が増え、東京に拠点を移し様々な場所で活動をし、音楽プロデューサーの目に止まり鮮烈デビュー。

コメント欄では藤井氏の歌によって救われましたなどの言葉も多く、聴いた人々を癒し勇気づけ、巷では【藤井風天使説】まで流れる程。
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歌っているときは熟年のベテランのようで、喋っている時は幼子のようにたどたどしく無垢な雰囲気。英語で話している時はジョン・レノンを彷彿とさせる。

話している内容は既に悟りを開いているかのようで、ハイヤーセルフの存在を当たり前かのように堂々と発信しているにも関わらず怪しげに見えない唯一無二の芸能人。

このご時世に舞い降りた救世主の如く各方面でも注目されまくっているお方でございます。


と、ものっすごい簡単にまとめてしまいましたが藤井風さんの魅力は多くて書ききれませんので、彼のチャンネルを見てもらえればどんどん惹き込まれていく事でしょう。

だけど自分の言葉でも書きたいので曲を紹介させていただきます。

【最新曲の紹介(2020年10月時点)】

"藤井 風(Fujii Kaze) - "帰ろう"(Kaerou) Official Video" を YouTube で見る


https://youtu.be/goU1Ei8I8uk

トーマスが藤井風さんを知った最初の曲で、PVを見た時は俳優さんを起用してるのかと思いました。
どこか俳優の安藤重信さんのような雰囲気で、顔立ちは若かりし頃の竹内力さんに似ているような美形です。

【帰ろう】のMVは【歌】【音】【映像】の調和が凄まじく、歌詞と演奏と場面切り替えが寸分の狂いもなく一致しているのでびっくりしてMVの監督を調べたところ、椎名林檎さんの旦那様でもある天才映像ディレクターの児玉裕一さんでした。脱帽を通り超して脱毛レベルです。
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藤井風さんはデビューする前からYouTube椎名林檎さんの曲をたくさんカバーしていたので何だか素敵な巡り合わせですね。敢えてのオファーだとしても実現しちゃうところがまた凄い。

というわけで、そろそろ曲の解説をしたいので歌詞を載せさせていただきます。

【帰ろう】歌詞

作詞・作曲 藤井風

あなたは夕日に溶けて
わたしは夜明けに消えて
もう二度と 交わらないのなら
それが運命だね

あなたは灯りともして
わたしは光もとめて
怖くはない 失うものなどない
最初から何も持ってない

それじゃ それじゃ またね
少年の瞳は汚れ
5時の鐘は鳴り響けど もう聞こえない
それじゃ それじゃ まるで
全部 終わったみたいだね
大間違い 先は長い 忘れないから

ああ 全て忘れて帰ろう
ああ 全て流して帰ろう
あの傷は疼けど この渇き癒えねど
もうどうでもいいの 吹き飛ばそう
さわやかな風と帰ろう
やさしく降る雨と帰ろう
憎みあいの果てに何が生まれるの
わたし、わたしが先に 忘れよう

ーーーーーー間奏ーーーーーーーーーーー

あなたは弱音を吐いて
わたしは未練こぼして
最後くらい 神様でいさせて
だって これじゃ人間だ

わたしのいない世界を
上から眺めていても
何一つ 変わらず回るから
少し背中が軽くなった

それじゃ それじゃ またね
国道沿い前で別れ
続く町の喧騒 後目に一人行く
ください ください ばっかで
何も あげられなかったね
生きてきた 意味なんか 分からないまま

ああ 全て与えて帰ろう
ああ 何も持たずに帰ろう
与えられるものこそ 与えられたもの
ありがとう、って胸をはろう
待ってるからさ、もう帰ろう
幸せ絶えぬ場所、帰ろう
去り際の時に 何が持っていけるの
一つ一つ 荷物 手放そう
憎み合いの果てに何が生まれるの
わたし、わたしが先に 忘れよう

あぁ今日からどう生きてこう


【勝手に解説考察!曲前半】

まず、MVの最初の穏やかなピアノのイントロと共に出てくるアスファルトに書かれた矢印ですが、これは《あの世への道しるべ》ではないかと。この曲自体が《あの世に帰る》時のことを歌っていますので。

そこから少し先に進むと集団の真ん中で荷物を載せたソファーを押しながら歩いている藤井風さん。
周りにいる人々は小学生からお年寄りまで幅広い年代層です。

最初は皆一か所に固まってソファーを一緒に押したり、藤井さんに目線を向けたりしていますが、あなたは夕日に溶けての歌詞のところから徐々に離れていきもう二度と交わらないのならの部分で完全にそれぞれが前を向きバラバラになっています。
ここでのピアノのリズムもまるで歩調を表すかのようにタン・タン・タン♪と単調になっているところで人々の心の動きが出でいるように思います。
歌の出だしがウィスパーヴォイス(息と一緒に発声する技法)なところもどこかため息を連想させます。
(※トーマスは楽器などの音楽系は習った事もやった事もないので専門的な事はわからず自分の耳で聴こえたイメージを語っているだけなので真に受けないようお願いいたします)
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そしてそれが運命だねの歌詞のところからはタバコを吸い出す人や手を繋ぎ出す人、電話をかけ始める人など、どこか人のそれぞれの執着を表した表現がされています。

あなたは灯りともしてからはドラムのシンバル?とヴァイオリン?の音が加わり僅かながら焦燥感が加えられたような気がします。
ここで女子高生がカメラ目線になり、こちらを意識しているかのような錯覚に陥りますが、このMVの主人公が藤井風さんだとすると、女子高生は外側の世界に目を向けている画角になります。つまり《自分》のことなど見てはいないのです。そんな女子高生のいる方を藤井さんが少し険しい表情で見ています。(←ここ、最後でつながる部分が出てきます)

わたしは光もとめての部分では、それまで自分を見てくれていたり手伝ってくれていた人達が一切自分を見ていないことに、やるせなさや切なさを感じているような、どこか迷子のような表情の藤井風さんの表情が映りますが、次の歌詞の怖くはないで前を向き、失うものなどないないの部分でグッと瞳に力が込められます。

そして最初から何も持っていないで決意を固め、次のそれじゃ それじゃ またねでソファーを押して走り出します。
ここに入る(多分)ヴァイオリンの小刻みの音で一気に時の流れに引き込まれたように心がざわついていきます。
特に見て欲しいのが少年の瞳は汚れの場面にでてくる時計の秒針。この針の動きが音楽のリズムと一致しているのと、この場面の映像が古いフィルムのような画像にしていること、5時の鐘は鳴り響けど もう聞こえないに入るところでフィルムが終わっているような編集がしてあり【今】とは違う【時】をあらわしているように見えました。
しかも歌い方もタッタッタッタ♪と細切れになっており、まるでフィルムのパラパラと回っていく音のようです。
そしてこの流れのまま藤井風さんの全力疾走に移ります。

もう聞こえないで一瞬気を抜いたような表情になりますが、二度目の同じリズムのそれじゃ それじゃ まるでで俯瞰からの風さん全力疾走に、途中全部 終わったみたいだねで再び昔フィルム調の映像が割込みエモさに磨きがかかります。

次の大間違い 先は長い 忘れないから

ここ、こっからがもうンヴァーーー!もんです。トーマス何故か毎回泣きます。
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藤井風さんがソファーを押しながら走っているわけですが、忘れないからか~らぁ~か~のところで飛び上がってらぁ~でソファーに仰向けでダイブですよ。そのまま流れるようにああ 全て忘れて帰ろうああでダンッ!と全身で着地?着ソファーですよ。
それまで自分で一生懸命押してきた余力のみで動くソファーの上でただ身を任せる藤井風さん。
声も伸びやかで音楽もオーケストラみたいで空の絵があって力の抜けた表情の藤井さん。

力みが抜けた瞬間と解放が歌と音楽と映像で秒刻みで表現されていてヤバメです。
涙が毎回出るのは、この緊張緩和緊張緩和からの解放という恐ろしいほどの技術にこてんぱんにされてしまっているからでしょう。
周波数を見事に操られているかのような感じです。
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次のあの傷は疼けど この渇き癒えねどの映像では藤井風さんの乗ったソファーを押す手が映るのですが、けどねどのところで手が離れます。この場面は最初の方で藤井さんと一緒にソファーを押していた場面ではなく、藤井さんの乗っているソファーにみんながそっと力を加えてくれているような見せ方になっていますが、
繋いだ手が離れるところまでまたフィルムのような映像になっているところから、ここもまた過去の記憶の一部、主人公の藤井さん自身の執着とも受け取れます。

解放された藤井風さんを表すもうどうでもいいの 吹き飛ばそうから
さわやかな風と帰ろう やさしく降る雨と帰ろうでフィルム映像に一瞬切り替わっているのが、もっともっと遥か遠い過去(生まれてくる前)の記憶が蘇っている(思い出している)というようにも見えます。

ようやく思い出し、起き上がり
憎みあいの果てに何が生まれるの
わたし、わたしが先に 忘れよう

と自分に問いかけ、前を向き、答えを出しています。
しかも先に忘れようのところで映っている時計の秒針は逆回りになっていて、男の子の進行方向も逆になっています。

曲の前半が終わり、ここでまさかの
タイトルコール
です。つまりここからまた新たに物語が動き出すのです。


ってかね、気づいたらとんでもなく長い記事になってしまってました。
本当は後半がまた歌詞も曲も映像もヤヴァヤヴァで凄い(涙が勝手に出る)のでじっくり書くつもりだったんですが、さすがに読んでる方も疲れるだろう、ってことで後半部分で見て欲しいポイントを簡単にまとめます。

後半ポイント簡単考察

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・ソファーから投げ出された荷物
執着を捨てていく様

・車に牽引されている藤井風さん
自分で歩く事(頑張る事)すら止めた様

・人々を眺める少し悲しそうな表情の藤井風さん
みんな吹っ切れたような表情をしながらも元通りの日常に戻ってしまっている事を残念に思っている

藤井さんを牽引していたおじいさんが車から出てきてみんなに挨拶をして「お先に~」とばかりにブーン!
唯一どこにでも行ける車を使用していることから神様のような存在。またはあの世への案内人。
この地点があの世とこの世の境かと思われる。

・おじいちゃんに良い笑顔で挨拶を返す藤井さん
おじいちゃんとは知った仲である故親しみを込めた表情

・おじいちゃんを見送った後、少年が持っていた風船を手放すと一斉に舞い上がる沢山の風船
この風船には色んな解釈が込められているような気がする。魂を表現したものであったり、執着を表現したものであったり、手放すことで解放される様子だったり。

・その光景を見て驚く人々
自分では想像すらできなかった自由で開放された様に驚く

・逆回りにゆっくり動いていた時計の秒針の動きが早まる
人々の【悟り】【気づき】の速度が急激に上昇した事の表現

・瞬時に衣装チェンジをしてダンスを始める壮年夫婦
ここが【この世】ではないという事、好きな事を好きなようにできるという事の視覚化。(現実世界なら一瞬で衣装チェンジやメイクは無理)

・一人さっさと歩き出す小学生
少年はランドセルを背負ったまま来た道を一人で引き返している。みんなが向かっていたのは建物の見える方角、少年が歩いて行ったのは何もない方角。

・サングラスを外すチンピラおじさん
・電話をやめるサラリーマン
・繋いだ手を放すカップ
・荷物をおろす旅行者風女性
・松葉づえを手放す青年
・固く寄り添っていたが離れる老夫婦

それぞれが【絶対に必要、手放せない】と思っていたものを次々と手放す様

・みんなを見送りどこか満足そうな表情で倒れ羽根となる藤井風さん
主人公の悩み多き青年と思いきや、迷っている人、中々気づく事の出来ない人達を導く天使だったと推測。もとは人として人間界に降りていたが、前半の解放の部分で天使だった事を思い出す。

・ダンスを踊り終え離れる壮年夫婦
思い残す事(伴侶と踊りたかったという執着、願望)がなくなり満足げに手放す様

・小さな手に風船を握らせる大きな手
風船はやはり魂の比喩なのか、なんとなく風船を手放してしまった少年に再びきちんと握らせているように思える。何故なら少年は生きる道へ戻ることを自分で選んだのだから。

・エンドロール後に一人俯きたたずむ女子高生
彼女は唯一選択出来なかった人物。風船は最初から既に持っておらず、荷物も肩にかけたまま。
実は最後まで荷物を持っていたのは少年と女子高生だけ。
荷物は【執着】だったり生きる事の重荷を表現したものだとしたら・・・
少年は生きる事を選んだが少女は既に生き返る事も出来ないにも関わらず手放すことも出来なかった為、一人取り残される。
最初の方で藤井風さんが女子高生の方を険しい表情で見ているとした場面、この時点で彼は彼女の心の在り方を見抜いていたものと思われる。
エンドロールの後は見られもしない可能性のある場所として敢えてそこにこの映像をいれたのではないか。取り残されてしまった者の孤独を表現する為に・・・


【締め話】
いやぁ~参りました。当初の予定では
「めっちゃ良いアーティスト見つけたんすよ~マジ良いからおすすめでぇーす」
くらいのノリで書くつもりでした。
が、ちょっと簡単にはまとめられなさ過ぎるアーティストでした。
歌詞も曲も深すぎて、そこにパズルのピースを当てはめたかのような映像が加わってしまっている始末なのでそりゃこうなるでしょう。
なにが怖いって藤井風さんのMVは全部こんな感じ。同じような作品、っていうんじゃなくて、全部深すぎてスピリチュアルでパワフルでハートフルで簡単じゃないのに浸透してくる作品ばかりなのです。

トーマスはこの記事をアップする4日前に初めて藤井風さんを知り【帰ろう】を聴きました。
勝手に涙腺が崩壊してびっくりしちゃって他のMVも視聴してアルバム曲も聴いてそのたびにびっくりして。
しかもうちの自閉症の息子、言葉があまり出ていないので歌はほぼ歌わないのですが、藤井風さんの【優しさ】という曲を流すと一生懸命歌おうとするんでこれにもびっくり。
3歳の娘は同じく藤井さんの初MVの【何なんw】を流すとなんか格好よく踊りだすんでこれまたびっくりのびっくり三昧です。
【何なんw】は題名や歌詞からは想像できないほど凄くスピリチュアルな曲なので面白いことこの上ない。
そんな感じで他の曲もめっちゃ解説したいところですが、完全に自己満の記事になってしまいますので抑えとくことにいたします。

そうそう、この記事のタイトルの
※注目されて欲しくないけど是非超注目して欲しいアーティスト
というのは、諸々のコメント欄でかなり多くの方が口を揃えて仰っている言葉です。
藤井風さんという方はそのお洒落で都会的な見た目とは正反対の純粋で真面目でチャーミングで優しいお人柄の為、人気が爆発して世俗にさらされて汚されたくない、でも本当に良いから多くの人に知ってもらいたい!というジレンマからくるお言葉のようで、なんか皆さんの気持ちが凄くわかるような気がします。
けれど芯のしっかりした方なので悩む事はあっても無意味に汚されたり潰されたりするような事はないでしょう。

さて、こんだけ好き放題書いてて最後につくづく思ったのが

弱小ブログでよかった(*´з`)♪
です。

本人にバレる心配がないからね(でへ)

ここまで辛抱づよくお付き合いくださってありがとうございました。

それでは!

いつもあなたが笑顔でいられますように。

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  • アーティスト:藤井 風
  • 発売日: 2020/05/20
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