こんにちはトーマスです。
このトーマスブログではシリーズ化までした【鉄観音】さんというブロガーさんがいらっしゃるのですが、
tekkan-non.hateblo.jp
【鉄観音シリーズ】
www.toumasu.com
その鉄観音さんが「最近鬼滅の刃を読んだけど今1つ刺さらない」ってな事をおっしゃられていて、そういやトーマスって昔から刺さる話が一貫して変わってないなぁってな事を思い出しました。
昔から今に至って【友情物語】というか大人数で力を合わせて解決していこうぜ!的な話が全くと言っていいほど刺さらないトーマス。
ドラゴンボールは刺さってもワンピースは刺さらない。(子供時代のドラゴンボールが1番好き)
どっちかっていうと主役がチート級に強くて仲間は大切にするけど基本自己中な動きをするものばかり好んで見ていました。北斗の拳なんかはバリバリどストライクで幼少期は夢中になって秘孔をつく練習を繰り返していた程です(結果マッサージが上手になった)。
スポーツもチームプレイものが苦手で、バレーや野球やサッカーを観るより相撲や剣道やプロレスの試合を観る方が好きで、学生時代は部活でテニスとバスケをやっていたものの、本当に好きなのは合気道や柔道だったので、そちらは担任の先生になる方々(有段者)から指導を受けたりしてました。
高校生になると自分でビデオをレンタル出来ちゃったりするようになり、そこで胸を鷲掴みにされたのが【シザーハンズ】。
ジョニーデップさんの若かりし頃の作品でして、
完成間近で博士が亡くなってしまったが為に手だけハサミのままになってしまった人造人間の話で、人と触れ合いたくても傷つけてしまう、人と仲良くしたいのに嫌われてしまい、最後は人間に追い込まれていくという、なんとも救いようのない悲しくも美しいストーリー。
トーマスの説明だと美しい部分が1%も伝わらないっていう悲しくも美しい物語。
で、次に来たのが【AI】。
ハーレイ・ジョエル・オスメント君って覚えてますか?
【ペイ・フォワード】や【シックス・センス】などに出ていた名子役。今は34才くらいですが、その子がやはり子供の頃に主役を務めていた作品。
意識不明の実子の変わりにアンドロイドの子供を注文した富裕層夫婦。
アンドロイド(オスメント君)は何があっても親を愛するというプログラミングをされているので、どんな扱いを受けても親(特に母親)を愛します。
初めはアンドロイドなんて嫌!なんて言っていた母親も次第に一途なオスメント君に情が湧いてきたところで実子が目覚めます。
実子はアンドロイドに意地悪ばかりし、実子と親の愛情を巡って張り合うオスメント君は次第に疎まれるようになり捨てられます。
捨てられたオスメント君はそこから母親の読んでくれた【ピノキオ】の絵本に出てくる妖精を捜す旅に出るわけですが、何やかんやすったもんだで最後は起動停止状態になっているところを宇宙存在に発見され、目覚め、願いを叶えてもらいます。
その願いとは、【ママに愛されたい】事で、死ぬことはない筈のアンドロイドの子供は宇宙存在の創り出した幻想装置で母親と幸せな1日を過ごし夜になりその胸に優しく抱かれて永遠の眠りにつくのでした。
やだもう、救いようのない話ばっかり。
そして孤独。
こんな感じでトーマスにぶっ刺さる作品っていつも人間の感情というものがよく理解出来なくて、それでもわかりたくて奮闘するも、最後は自身のみで消化していく人外の物語ばっかり。
実は【鬼滅の刃】も最近あまりにも子供達がうるさいので動画で拝見したところ、
鬼になってしまったけど食欲を抑えて人間と寄り添っていこうとする《禰豆子ねずこ》←主役の妹の姿や、鬼になった者たちが人間だった頃の悲しい記憶なんかでブシャ泣き。
ドラマでは【35才の少女】、柴咲コウさん主演の作品で、10才で事故にあい意識不明になってしまった少女が35才で目覚め、浦島太郎状態で世の中の変化に困惑する姿にベシャ泣き。
あぁもう全部なんか孤独。
あれ・・・ってことはトーマス孤独なのかしら。
本当は孤独を嘆いているのかしら。
人が集まってるところは苦手だし、集団の中にいても楽しくはあるけど自分に注目が集まるのは心地が悪いし、話に入れなくて寂しそうな人がいると気になって皆の話に集中出来ないし、結果1人でいる時は極楽だし。
嘆いてはないな。
嘆いてはないけど自分が孤独であることはどっかで自覚してるんだろうな。
ってなると孤独って別に不幸な事ではないな。
その証拠に上記の映画やアニメやドラマを観た後、辛い気持ちとかにはならず、どこか清々しい気分になるもんな。
って事はやっぱり現状の自分を嫌ってはいないって事だな。
と、自分に刺さる話を挙げていくと自分が見えて来ること事がわかりました。
余談ですが、ある時お買い物に行った時、店内アナウンスで
『ウィルス感染予防の為、マスク着用、消毒をお願いしております』
みたいなものが流れた時、
(あれ?これ知ってる)
って感覚になりました。
もっと遥か昔にこのアナウンスが当たり前に流れている時代の映像を既に見ていたな、と。
それはもう少し進んだ時代での映像でして、その時代ではAI(人工知能)による作業が当たり前で、人々はクリーンな環境の中で混雑もなく整然とした状態の中で過ごしている風景でした。
トーマスはその様子をモニターで観るような感覚で眺めているのです。
それを眺めているトーマスは肉体を持った人間ではありません。
ってな事をふと思い出して、あぁだからアンドロイドとか人外とか人の感情がよく理解出来なくて混乱する話が余計に刺さるのかな、なんて思いました。
今は子供達やパートナーや出会う方々によって感情を育ててもらっている最中(学習中)なので、この経験を大切に持って帰りたいと思うばかりです。
そんな感じで本日ここまで!
いつもあなたが笑顔でいられますように。